地球温暖化対策推進法の改正案を閣議決定-脱炭素化へさらに前進!-
政府は3月2日「地球温暖化対策推進法の一部を改正する法律案」を閣議決定しました。 この法案で注目すべきなのは「2050年までの『脱炭素社会』の実現」が法律に明記されたことです。 2020年10月に菅総理大臣が所信表明演説で宣言した「2050年カーボンニュートラル」は大きなインパクトがありましたが、今後の環境政策を強力に後押ししていくうえで、実効性の担保が少し不足しているという印象がありました。 宣言直後からの第6次エネルギー基本計画策定に向けた動きの中で、2050年のエネルギーミックスと2030年時点の再エネ比率を従来より大きく向上させる案も公表されましたが[2030年のエネルギーミックスはどう変わる?]、経済界からは「厳しい水準」として、複数目標とシナリオの設定を求める等、けん制する声も上…
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