農業に不向きとされている乾燥地帯。そんな乾燥地帯の多くを国土に含むサウジアラビアで、太陽光発電しながら大気中の水分を集めて、作物を栽培するというユニークなシステムが開発され、実用化に向けた実証実験が進められているようです。 These solar panels pull in water vapor to grow crops in the desert その研究開発を進めているのが、サウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学の研究チーム。ハイドロゲルとソーラーパネルを組み合わせ、太陽光発電しながら大気中の水分を集めて作物を栽培する「WEC2P」を開発しました。特殊なソーラーパネルの上部に塗布されたハイドロゲルが大気中の水蒸気を吸収し、ソーラーパネルからの廃熱でこれが加熱されると、凝縮した水が…