災害に強い営農型架台とマイクログリッド

近年頻発している大型台風などの自然災害によって広範囲にわたり停電する被害が増加しています。2019年9月に千葉県を襲った台風15号で約93万戸が停電し遅いところでは復旧に1か月以上もかかっていました。人の命に係わる病院はもちろんのことエレベーター、エアコン、携帯電話など現代社会において電気は欠かせないものとなっています。 この災害で注目を集めたのが太陽光発電と蓄電池でした。自宅の屋根に太陽光パネルを設置している家庭では自立運転モードに切り替えることで停電時でも昼間は電気が使えたそうです。 さらに千葉県の睦沢町の町営住宅(33戸)と道の駅では民間企業の出資による新電力「CHIBAむつざわエナジー」が太陽光発電や天然ガス(睦沢町は天然ガスの産地)で自家発電した電力を自営線(地中に埋設)で供給して…

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